とめはねっ!鈴里高校書道部 / 河合 克敏
連載誌:週刊ヤングサンデー / ビッグコミックスピリッツ
出版社:小学館 巻数:既刊4巻 (連載中)≪ほーら、あなたはだんだん書道がしたくなってくる≫書道漫画。コミックでは「文化系青春コメディー」と紹介されています。
“書道”と聞くと、地味でマイナーなイメージがありますが、
この漫画を読めば、全然そんなモノじゃないということがよくわかります。
むしろ、読めば読むほど、
「書道ってこんなに面白かったのか」
「書道やって見たい」と思わせてくれてます。
タイトルにもあるように、
ある高校の書道部を舞台にした作品です。
帰国子女の気の弱い男子生徒が、
書道部に脅され、入部させられてしまうところから物語は始まります。
一応彼がこの作品の主人公ですが、そのー…存在感が薄い(笑)。
むしろ彼に巻き込まれて入部することになった、
女子生徒の方が存在感があって、おまけに可愛い(←おぃ)。
まぁ、とにかく(笑)…この2人の新入部員を中心に物語は描かれていきます。
冒頭にも書いたように、多分皆さんも“書道”に地味なイメージがあると思います。
ただ書くだけなのに、どうやって作品として面白く描くのか、
私も読む前はかなり気になりましたが、
作者の描き方が上手いのか、
それとも元々“書道”は面白いモノなのだからわかりませんが、
とにかく面白い(笑えるという意味ではありません)です。
そしてこの作品で、
私が知らなかった“書道”の世界を知ることができました。
ちなみに、この作品で出てくる書道作品は、
実は実際に書かれた方の作品を参考にしています。
時には読者から募集した作品が登場することもあります。
だからリアリティー抜群。
さぁ、あなたも
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