ヤンキー君とメガネちゃん / 吉河美希
連載誌:週刊少年マガジン
出版社:講談社 巻数:既刊17巻 (連載中)≪ヤンキーバカ+元○○メガネバカ+α=ヤンメガ!≫学園コメディ漫画。
コミック1巻、表紙の絵を見て、
なんとなく
『ONE PIECE』の尾田栄一郎先生っぽさを感じるなぁと思ったら、
吉河美希先生は、
あの先生の元アシスタントだったんですね。
納得しました。(←コラ)
それはともかく、
この漫画のタイトルは、
『ヤンキー君とメガネちゃん』です。
…うん、まぁ、なんというか今の時代には無いタイトルですよね。
「センスのかけらもないタイトルですね」
「まったくだ」 (注意:作中の台詞です)確かにその通りだけど(笑)、
でも逆にそれがこの漫画の雰囲気に合っていて好きですよ、私は。
この漫画の主人公は、
タイトルにもある通り
“ヤンキー君”と
“メガネちゃん”の2人です。
品川大地(ヤンキー君)にある日話しかけてきたのは、
同じクラスで学級委員長の
足立花(メガネちゃん)。
メガネも掛け、一見秀才に見えるのですが、実はとんでもない
バカなんです。
そしてなんとさらに彼女には秘密があり、
元○○という過去があります。
とまぁ(色んな意味で)問題児の2人が、出会った事が始まるこの漫画ですが、
やはり見所は
2人のデコボココンビの掛け合いでしょうか。
2人ともバカだけど、特に
花のバカっぷりは桁違いで、
常にツッコミを入れ続ける品川に思わず笑ってしまいます。
読者としても、もう一体どこからツッコめばいいか困るぐらいです(笑)。
ただそれでも文句もいいつつ、
花に付き合ってくれる(恋愛的な意味ではなく)品川はとてもいい人です。
しかし物語が進みにつれて、2人に
仲間が出来て、
物語の方向性は少し変わってきます。
この方向性の変更は、
おそらく連載初期のファンにとっては賛否両論だと思いますが、
飽きさせない展開作りという風に私は解釈しておきましょう。
この漫画の
一番の魅力…そーですね、
元○○だったり、ヤンキーだったり、登校○○だったり、
とにかく
個性的&問題児なキャラクターが数多く登場する漫画ですが、
どのキャラクターもどこか憎めないところがあるのが非常にいいですね。
なので
読んでいて嫌な後味が残らない作品ですので、
そういうの漫画を求めている方にはオススメな作品だと思います。